ターンオーバーとは?

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お肌の勉強

肌のターンオーバーを知ろう

 

ターンオーバーとは

皮膚の一番上に位置する「表皮」で行われている肌の新陳代謝のことです。

絶えず細胞分裂によって基底層で新しく生まれては、表面からあか(角質)となって剥がれ落ちていて、これを肌の「ターンオーバー」といいます。
表皮が傷ついても自然に治るのは、表皮の奥から生まれる細胞ですぐに修復されるからです。


基底層で角化細胞が分裂しケラチンを産生。分化、成熟しながら上に移行

 

ターンオーバーのサイクル

19日ほどかけて基底層で細胞分裂が行われ、
そこから顆粒層まで14日
角質内にとどまる期間が14日と言われている。
ターンオーバーが28日と言われるのは、基底層~顆粒層角質内にとどまる期間を合わせた日数のことです。

 

 

年代別のターンオーバーサイクル

年代 日数
20代まで 28日
40代 40~50日
60代 100日

ターンオーバーのサイクルは年齢を重ねるごとに遅くなります。
年齢があがると傷が治りにくく、痕が残りやすくなるのはターンオーバーが遅くなるからです。※ターンオーバーを低下させてないように美容医療やホームケアでサポートしてあげることが大切になります。

 

ターンオーバーと肌あれ
  1. ターンオバーの乱れ
    睡眠不足などによりターンオーバーが乱れ角質細胞が綺麗に層状に並ばず隙間などができると肌のバリア機能が低下してしまします。
    外的刺激を受けやすく敏感な肌になる。

  2. ターンオーバーが遅くなる
    老化とともにターンオーバーが遅くなります。肌代謝が落ちることで表皮全体がやせて薄くなるとシワがより、逆に角質は厚くなり透明感が失われてしまいます。
    又、メラニンもうまく排出れずシミの原因になってしまうのです。
    シワ、くすみ、ごわつき、しみ、毛穴のつまりの原因になる。

  3. ターンオーバーが早くなる
    ターンオーバーが早まる皮膚疾患では乾癬やアトピーなどがあり、皮膚が炎症をおこします。
    角層は暑くなりすぎると透明感がなくなったり、肌のゴワつきの原因になりますが、角層を薄くしようと、こすりすぎて角質を無理やり剥ぎ取ってしまうと、そこを修復しようと角化が早まり、未熟な角質細胞が上がってくるので角質層は乱れ乾燥になります。
    炎症や乾燥を引き起こす。

ターンオーバーは遅すぎても早すぎても良くないということです。

 

 

まとめ

健康で若々しい肌のためにターンオーバーを整えることがとても大切だということが分かっていただけたと思います。
ターンオーバーは年齢と共に遅くなり、遅くなることで様々な老化現象や肌トラブルを引き起こしてしまします。
しみ、しわ、くすみ、ごわつき、毛穴のつまり・・・・。
遅くなった場合は代謝を促進するサポートをするレチノール入りのホームケアなどを使用するのがおすすめです。
手軽に始められるので試してみる価値ありです。

ただ、ターンオーバーがは早すぎても炎症の原因になりますので、赤みなどでたらお休みする、もしくは専門家の下で指示に従い使用するように気をつけてください。

ターンオーバーを味方につけて、美しく若々しい肌を保ちましょう。

 

 

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